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SoreZoreの人生

小笠原の洞窟ダイビング・きっかけ編

ここの海はダイナミックですね~
大好きです!
私は数ヶ月間滞在していたことがあるのですが、ケープ(洞窟)ダイビング
がおもしろかったですよ。

私は地元に海中洞窟に詳しい人がいる、と人伝に聞きました。
その人に毎日、毎日頼みに行きました。
でもなかなかOKはしてくれませんでした。
実はその時その人は、ある理由で、もうダイビングはやらない!と心に決めていたのです。

その理由は、詳しくお話できないのが残念ですが、ある目的があって
彼と一緒に潜っていた友達が、潜水病になってしまい半身不随になってしまったからでした。
自分も一緒に潜っていて、彼を助けてあげられなかったとの思いが
彼を2年間もダイビングから遠ざけていたのです。

それでも私は毎日その人に頼みに行きました。
そうとう重い腰を上げてくれたのですが、条件がありました。
ライフジャケットは駄目だ!スタビライザーのみで潜ること。
彼に付いて行けない場合は、その場で止める!という事でした。

自分の足だけが頼りです。
何か事故があった時に自分の足で対処できるくらいの技術がないと
洞窟は連れて行けない、とはっきり言われました。
もう一つ、洞窟は入り口が非常に狭い場所もあります。
そこに入るにはジャケットがとても邪魔になるからでした。

私はダイビングを始めた時、やはりスタビライザーの時代でしたので(笑)
それは大丈夫でした。
でも水中での彼は、魚のように速くて私は必死について行きました。
何度も距離が開きましたが、それでも必死でした。
そして何とかOKを貰えたのです。

「女性で俺についてきたのは2人目だ!あとは皆駄目だった。」
と言って貰えました。

こうして彼にケープダイビングの楽しさを教わった私は、その後島で知り合った友達と、
海で拾った(?)小さな船に乗って、よくダイビングスポット探しをしました。



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